ハイキック・ガール!

空手の凄さ、素晴らしさを宣伝するための、なんかストーリーらしきモノの付いたPR映画。ホント、映画である必要がまるでナッシングな作品。つか、主役はハイキック・ガールな女子高生じゃなくて師匠のオッサンだし(笑

ストーリー
自分の強さを認めてくれない師匠に自分の強さを認めさせるために黒帯狩りとかしてた女子高生が、師匠に恨みを持つ「恐し屋」に騙されて拉致されたので、師匠が弟子(=女子高生)を取り返すついでに「恐し屋」を壊滅させ、女子高生は改めて空手の地味な稽古の大切さを知るとか、なんかそんな感じ(笑

いわゆるアクション映画のジャンルに入ると思うが、アクションが全て実戦=映画の演出をしていないので正直「凄い」とは思うが「面白い」かどうかは微妙。というか、やたらと繰り返しスローが入るので「凄い」部分もマイナス。というか興醒め。実戦の凄さを描きたければ「映画」を作る必要なんかない。普通に「空手のビデオ」を作れば済む。そうすりゃ技解説とか入れられるしな。
一応見所としては「恐し屋」入門試験となるハイキック・ガール対不良女子高生が挙げられる*1のだが、せっかく女子高生同士が戦ってるのに女子高生要素=お色気とか(<馬鹿)が全くないってのがなぁ。見えそうで見えないのが最高だが、平然と丸見え、でも黒だから見えません、って「逃げ」はなぁ、、、、*2
ま、ハッキリ言えば「テレビのCM見て期待していた俺が馬鹿だった」と(笑
そういや『仮面ライダーW』にここんところ足技使う女が良く出てくるなぁ。イイネ、コウイウノ。もちろん、こっちは見せ方を「よく分かってる」ぞ(笑

ハイキックガール

ハイキックガール

*1:クライマックスのオッサン対オッサンは、この映画のタイトルでは見所に入らない(笑

*2:スカートでアクション、を見て中身(笑)が見えるかどうかを男が気にするのは当然で、そこを見せないように演出する=見てる側を焦らすのが一流。実戦だから見えても当たり前、でもそういう映画じゃないから見えにくいように穿いてるのが全員黒ってのは間違いだ。