召喚士マリアな日々 花束編

召喚士マリアの短編集の完結編。きれいにまとまってます。
評価：☆☆☆★

• お誕生日は大盛況!?：怪盗アルカンシエルの中の人、シャルロッテ・シュバルツの誕生会の一幕。怪盗アルカンシエル誕生の秘密が明らかに（笑
• 進級試験は負けられない!?：マリアが“友人”エイダと一緒に進級試験を頑張る話。それ以上でもそれ以下でもない。
• チョコレットは死の香り!?：フレイムのお手製チョコレットのせいで巻き起こる騒動。いつも通りのドタバタ。微妙なアルフレッドに思わずにやにや。そして、あのグルマン副隊長が妙にかわいい（＜馬鹿）。
• 二人の怪盗、大競演!?：親ばかイエルが捕縛されてしまい、マリアは怪盗ジャッジメントとなって救出に向かうという書き下ろし中編。この話だけで長編一本書けそうなところ、フレイムを使ったインチキ（笑）で中編に収めるという力業が果たしていいんだか悪いんだが。話自体は予想通りにトントン拍子。クライマックスがイエルと思わせておいて実はしっかりマリアが鍵なのがさすが（？）。

召喚士マリアな日々―花束編 (富士見ファンタジア文庫)