女王陛下のプティアンジェ

その昔、ロリコンアニメと言えばこれ、と言われていたのが「プティアンジェ」。ロリコンと言っても現在のようにエッチ系とか犯罪系ではなく、単にちっちゃい可愛い女の子が主役なので「ロリコンアニメ」と言われてただけなので、変な勘違いはしないように。つーか、アキバ系のヲタ共の所為で以下省略。
さて、「プティアンジェ」だが、このアニメ、何かの事件を解決した為に女王陛下からペンダントを賜った頭脳明晰なアンジェが様々な難事件を解決していくという今で言う「名探偵コナン」みたいな推理モノ。でも、その推理が凄すぎて。と学会の山本弘氏には是非とも突っ込んで頂きたい。俺はあまりに凄すぎるお話について行けず、一話しか見てないがアンジェの推理はこんな感じ。記憶に頼るが。
ある美術館で一夜のうちに展示室丸ごと一つ分の絵画が消え失せた。さあ大変、って事で難事件はアンジェにおまかせ。美術館に到着して一回り調査をしたアンジェは謎を解けずに困ってたんだが、アンジェの周りをカナブンがうるさく飛び回る。鬱陶しく思ったアンジェはカナブンを手で払うが壁にぶつかったカナブンは何事もなかったように再びまとわりつく。むっときたアンジェが再びカナブンを手で払ったら、今度はカナブン、壁に当たってご臨終。それを見てアンジェ、ピ〜ンと来た。で、関係者を集めて推理を披露。「そこの壁に当たってカナブンは死んだのに、あそこの壁にあたった時は死ななかった。それで全てが分かりました。」とか何とか。で、壁を剥がすと中には絵画がそのまんま残ってた。つまり、絵画の掛かった壁の前にベニヤ板*1もう一枚の壁を作り、ほとぼりが冷めたら持ち出すのが犯人の企み、そんな事が出来るのは?と言う事で犯人は夜間警備をしてた警備員一同、という結末。壁を作るための板は?とか突っ込みどころは山ほどあるが、こんなんが「幻の名作」だったんだから(笑
という事で今日の一枚は「女王陛下のプティアンジェ」主題歌。昔はけっこうレアで高かったんだよ、これも。

女王陛下のプティアンジェ [DVD]

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*1:カナブンが中っても死ななかったのは薄いベニヤ板だったから。