ウルトラマンネクサス

対象を見誤ると酷い目に遭うのは当然で、何を勘違いしたのかウルトラマンで大人の世界を目指したウルトラNプロジェクト*1が失敗したのは当然の結果である。ウルトラマンで大人の世界を目指す事自体は特に間違っているとは思わないが、作る側・作らせる側の思い描く「大人の世界」が受け取る側のそれとは異なっている事にそろそろ気付よ、と言いたい。聞いた話ではウルトラシリーズでの最高傑作は「ウルトラセブン」らしいが、俺的には「帰ってきたウルトラマン」を推すので統計すらないそれの意見は受け入れられないが、だいたいに於いて「ウルトラセブン最高！」とか言う連中は言ってる事が間違っているのである。大概の場合出てくる言葉は「大人の鑑賞に堪え得る云々」。何を言ってるんだか。俺は大人というかオッサンだが、どんなにお子様っぽい番組でも喜んで鑑賞しているぞ。鑑賞に耐えないのは作る側が子供を馬鹿にして作ってるモノくらいだ。単純に考えてみりゃ分かるはずだが、偉そうな事を語りまくるヲタク連中って一体何歳なんだ？って事。おまいらは「大人」じゃないのか？　おまいらが見て喜んでる作品は「子供向け」じゃないのか？　そんな事すら考えつかない頭でっかちな馬鹿なヲタクの成れの果てが作った「大人の鑑賞に堪え得る」作品が面白い訳がないじゃない。どう考えても旧作を愚弄してるとしか思えないO月版「快傑ライオン丸」の方がよっぽど面白いぞ。子供に向けて真面目に作った良作は、どんなモノでも大人の鑑賞に堪え得ると知れ、馬鹿者共。
そんな訳で今回紹介するのは『内容が暗すぎ、ストーリーのテンポが異常に遅い、ネクサスが弱すぎ、怪獣に魅力がない、溝呂木ウザイ、TLTキモイ、副隊長コワイ、隊長イラナイ、MPヤバイ』*2とさんざんな言われようだった「ウルトラマンネクサス」のED。OPの安っちさもナニだったが、このエンディングは一体ネクサスとどんな関係があるんだ？　まさか、タイトルだけ？

ウルトラマンネクサス Volume 10 [DVD]

*1:マルチメディアに展開した新世紀ウルトラシリーズの事（？）。映画とテレビしか見ない俺には全く理解できてないぞ。

*2:http://www.ne.jp/asahi/nob/co/tamaki/topb49b.htm