トゥインクル☆スターシップ

そんな訳で読んでみた。
今巻は「カリュクス」をUNSACに引き渡し、ついでに「カリュクス」を狙うハインドーマーシュのしっぽを掴もうという話。帯には相変わらず「すぺこめ」関連の文言が並ぶが本編も相変わらず「すぺこめ」そっちのけで脇の話や裏の話ばっか。作者の人、ホントはらぶこめなんか書きたくないんじゃないか?というよりも書けないんじゃなかろうか?
しかし今巻にはちゃんと微量のらぶこめ分が入っているのが面白いところ。脇や裏の話と絡んでらぶこめになる辺りは運がいいのか?それとも計算なのか?おそらく前者だと思うが。今巻のらぶこめ分は表紙にもなっているユッカのものだが本人は全く登場せずにユアン兄ちゃんとその手下だけが活躍してるってのは如何なのもだろうか? というか表紙が本編のメインキャラと無関係なのはそろそろ止めてくれ、がっかりするから。
一応本編の方は「カリュクス」をUNSACの船に移す際にそれぞれの勢力が偽物とすり替えようとして結局どれが本物か?って混乱するって話だけど、最初の移送の時にオチが分かっちゃってる辺り作者の無能ではなかろうか? まぁ、それなりに面白かったけどね。
イェシァーダさん退場。ついにイラストは登場しなかったので今後の活躍に期待。というか、いったいどう発音するんだ、「イェシァーダ」って?