ヘヴィーオブジェクト 採用戦争

• イグアス山岳戦：南極から逃げ出したマスドライバー財閥を追撃する話。謎のステルスオブジェクトも再登場。でもメインは曲射弾道攻撃を得意とするブレイクキャリアー戦。ちょー強力なレールガンで曲射攻撃をしてくるブレイクキャリアーにフローレイティアの婚約者候補の乗るブライトホッパーは一撃で大破。お姫様のベイビーマグナムも中破、整備基地も壊滅。どうする馬鹿二人？というハラハラドキドキな展開。決着の着け方にかなり無理がある感じだが、まぁ面白いから全然OKだ。

ところで作者は「貴族」というモノを勘違いしている。作品世界では知らんが現実世界での「貴族」の「結婚」というのはほとんどが「政略結婚」。政略に恋愛が絡むようにし向けるのもアリだが、恋愛抜きの場合、浮気や火遊びは、派手にやらない限り許される。つまり、フローレイティアが仮に男漁りをするために軍から戻ってこないなら、馬鹿ボンは「ほどほどにしておけよ」と言えばいいだけで「貴族の令嬢が平民と」なんて狼狽える必要はないのだ。まぁ、実は馬鹿ボンがフローレイティアにべた惚れだったりするんだったら狼狽えたりするかも知れんが、あっさり退場してるからなぁ、、、。
で、おっぱいババロアはどうなった？

ヘヴィーオブジェクト 採用戦争 (電撃文庫)