鋼殻のレギオス スカーレット・オラトリオ

第2部完結編。相変わらず意味不明で思わせぶりな表現が目立つ。やってることは凄いけど、話自体はほとんど動いてない。それなのに本が分厚いこと分厚いこと。もう少しそぎ落とすことが出来たんじゃなかろうか。つか、レイフォンのトラウマも弟妹達のわだかまりも、描いてるくせに投げっぱなし。いいのか、それで? マクロ的に見れば大きな山=女王の言う“地獄”の一つが終わった事になってるけど、ミクロ的にはむしろ大山鳴動して鼠一匹な感じがするのだが。
とりあえずレイフォンはリーリンにフラれた訳だから、がんばれフェリ。つか、新たなる敵が(笑