ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

公式発売前なので簡単に。
期待はずれ。それほど面白くなかった。想像してたよりもレベルが低くやはり総集編は総集編でしかない、と。予告などで見せ場を繋げて見せるのは止めた方が良いよな、期待が大きくなりすぎる。
特にアスカの扱いが酷すぎる点が俺は問題だと思うよ。最初はマリが何のために出てきたんだかまるで分からなかったんだが、アスカの代わりだったとは。つか、マリの当て馬かよアスカは。考えるに、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」における「真希波・マリ・イラストリアス」というキャラクターは「新世紀エヴァンゲリオン」に於ける「惣流・アスカ・ラングレー」である、という事であろう。であれば、式波がある意味「棄てキャラ」であった事にも説明がつく。次作「Q」でマリとアスカがどう扱われるのか、期待する。
で、全体的に見ると。前作と同様に上がった表現力で遊びすぎ。ルーカスがスターウォーズの旧三部作を、CGで飾り立てて駄目駄目にしてしまったのと似てる。また、テレビシリーズを見ている、もしくは知っているのが前提で見る側を「びっくりさせる」事に力を入れすぎ*1
オチはだいたい予想通り(苦笑
つかカヲルよ、「今度こそ」って、、、、、お前もか*2(笑

それはそれとして。ウルトラマンとITCの影響*3は、俺の年齢付近だとギャグでしかないのだが、、、、(苦笑

*1:例えば3号機のパイロットの下り。明らかにミスリードを誘ってるが、テレビシリーズを知らない人にはあの辺、なんであんなエピソードがインサートされるのかちんかんぷんちんなはずだ。

*2:ひぐらし」とか「エンドレスエイト」とか、な(笑

*3:マットビハイクルとかウルトラマンの変身シーンのエフェクト音とか携帯電話の着信音とか宇宙船のデザインとか