俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第2巻

ホントは正月休みに読むはずだったんだが「禁書目録」読む都合で後回しになって、ようやく読めた(<馬鹿)のだが。
今巻のポイント→『さんざんほったらかしにしておいたくせに、いまさら兄貴面すんな!(310ページ)』
ツンデレですね(笑 そのうち読者モデル始めたのも主人公くんに気にして欲しかったからとか言う話があるに違いない、つか、俺はそういう話を希望する!*1
前の巻ほど面白味がない。この巻で、何をクライマックスにするか、たぶん最初から決めてあって、そこに向かって構成しネタ投入し出来上がってるんだと推測するが、そこに「無理」を感じる。例えば、今巻だと。前巻同様「妹の趣味がばれちゃって大変」なのがクライマックスで、そこへ持って行くための一連や相関関係の仕掛けがちと強引。高級化粧品の箱に入った同人誌*2、とか。主人公くんと地味眼鏡の一連がやたらと長い、とか。例のアホウの請願、とか。今巻もステキな沙織・バジーナがコミケ初参加者の希望を聞いてない、とか。ところで。投げっぱなしになってるんだが同人誌の件は結局どうなったんだ?
それはそれとして。一番哀れなのがロックだよな、主人公にいじめられたりとか主人公にミスリードさせる(?)ために坊主頭にされてる辺りとか(笑

で、実は本当のお嬢様だった普段の沙織*3と主人公の遭遇はまだですか? その時はもちろん妹が一緒にいてヤキモチ焼いてくれるんですよね(笑

*1:実際にはこの「ほったらかし」が冷戦期間の事かコミケ後の数日かは分からんのだが。でもラノベなら「実は兄が以下省略」だよなぁ(笑

*2:沙織は妹の本名を知らないという事で主人公の宛てに同人誌を送ってくるのだが、チャットの時に主人公に「桐乃じゃなくて悪かったな」とか言われてる(P39)

*3:今回、主人公に掛けてきた電話の第一声で「ホンモノのお嬢様」である確率は高くなった、よな?